『資料 山辺町の石仏と石碑』

山辺町史料集 第3集 山辺町史編纂委員会
2003年3月

第5節 相模地区 (根際地区) 72頁

十四 白山神社境内

白山神社は大同二年、神主の斎藤家の先祖藤原剛久が加賀白山の神霊を捧持して、山上に庵を建立し白山寺と称して祀ったのが始まりで、山野辺義忠の祈願所と して武運長久の柴燈護摩祈祷(さいとうごまきとう)を行ったという。根際村の村社。

小鶴庄川西三十三所第二十三番の霊場である。



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この資料によると、山辺町根際地区の石碑に「斎藤」と刻まれているものがある。他の地区の石碑に斎藤と刻まれているものはないようだ。

西里根際の齋藤家から山野辺義忠に使えた人がいるという伝承から、西里根際齋藤家と山辺根際斎藤家につながりがあるのかと期待したが、この記述から判断す るに、残念ながら関係がないようだ。
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2015.4.13

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